仕事を続けるか辞めるか問題 その6
今日も書いていきます。
『仕事を続けるか辞めるか問題』
この1週間は、ミニワークをしたり、それを分析してもらうことで少し気持ちが浮上したり、タロット占いに行ったりと、たくさんの出来事がありました。
今日は、その後心療内科に行き、ワタシの1週間の出来事についてを聞いてもらった話です。
ワタシは病気なんだと自覚(遅)
心療内科でまずは、最近この仕事を続けるか辞めるかという問題を考えるようになった旨を話しました。
タロット占いの占い師さんには、そんなに早く決めてしまわず、もうちょっと考える時間を作らないと…と言われてましたが、休めるのも後1週間くらいだし…。やっぱり結論を早く出さなきゃなんで。
「いやいや、焦りすぎですよ!!」
心療内科の先生は非常に驚かれていました。
そして、こんなことを話してくださいました。
「病気の診断書は、とりあえず1ヶ月としていたけど、まだ休養が必要だと思ったら続けて延長の診断書を出すんですよ。というか、あなたの場合はまた診断書を出すつもりでいます。まだ病気を治療し始めたばかりです。辞める辞めないは病気が治ってから考えるといいんですよ。」
え……?
また診断書出してくれるんだ。延長とかもアリなのか。ということは、そんなに期限のことを気にしなくても、焦らなくてもいいのか。
ワタシは先生の言葉にちょっと安心しました。
んー……でも、また休むとなると、職場の人達に更なる迷惑が(>_<) 煮え切らないワタシです。
すると、先生。
「気持ちは分かります。ワタシも、うつ病になった時、休んだら他の人達に迷惑がかかる…ってすごく苦しかった。でも、今あなたは病気なんです。例えば、大事故に遭って大怪我をしている人が『職場の人に迷惑がかかる…』なんて言ってたら、どんな気持ちになりますか??『そんなことより、自分の心配して!!まずは怪我を直すんだよ!!』って思いません??それと同じです。」
な、なるほどー。
まずは病気を治すって当たり前のことでしょう。ですが、このうつ病は目に見えなくって…。ワタシ自身が、怪我を治すのと同じことのように思えていませんでした。
うつという病気をちゃんと受け止めることができてなかったんですね。
ワタシは正直、うつで休職している自分のことを、甘えて仕事をサボってるだけのダメ人間としか思っていなかったような気がします。
ここにきて初めて『自分はちゃんとした病気なんだ』と自覚しました。
そんなことが分かるまで休んで3週間ほどもかかってしまいました(^_^;)
ミニワークの報告
続いて、ワタシはネットを通して知り合った方とミニワークをしたことを報告しました。
初めてしっかり自分を見直すことができたこと。
何に対して楽しいと思えるのかが分かったこと。
自分が取り組みたいと思っていることも分かったこと。
初めて自分自身を認められたこと。
など、その4で書いたことを話しました。
https://happyhappyakkoteen.hatenablog.com/entry/2018/07/10/210419
そういえば、その4では書いてなかったのですが、ミニワークによる自己分析の結果、ワタシは『自分はこうあるべき』っていう理想をかなり高く持っていて自分に厳しい人間だということも指摘されました。
確かに『理想』というか『こういう自分が当たり前』という像は持ってたかもです。その像に届かなかった時には、自己嫌悪に陥ることもよくありました。
でも「ま、いっか!!次!!」と切り替えが早いところがあり、厳しいどころか自分に甘いなーと思っているところでした。
その話をすると、先生から
「ずっとこれまで、話を聞いていて思っていたけど、ワタシもあなたは自分にすごく厳しい人だなーと思ってました。」
とのこと。
ワタシ「へっ!?ワタシって自分に厳しいですかね??甘いのではなく??」
先生「厳しいですよ!!第一自分に甘い人は、自分のことを甘いって言いません。
ワタシ「…なるほど。」
ワタシって自分に厳しい人間だったのかー。初めて知りました(笑)
先生は「ワークをして、そういう風に自分を知って、もう少し楽に生きられるような道を探すのはとっても大切なこと。前進していってますよ。」と言ってくださり、これからも自己分析のようなものをしてみてもよいとのことでした。
今まで気づかなかった自分を知ることって大切なんだなぁと思いました。知ってこそ、次の方法を探しに行けますもんね。
家族への説明
近々、実家に帰って今の状態のことや仕事のことについて家族で話し合おうと思っていることも話しました。
昨年度、まだなんとか踏ん張っていた時から両親には相談の電話をよくかけていたので、状況は分かってくれています。
ですが、ちょっと気がかりなことが。
ワタシの両親は、ワタシと同じ仕事を38年間続けてきて、どちらとも入院が必要な病気をした時以外1度も仕事を休んだことなんてありませんでした。
→でもワタシは今休んでしまっている。
周りからも信頼され、スキルも高く、情熱も冷めないまま働き続けた、本当に尊敬できる両親です。
→そんな両親から失望されたくない。
この病気にかかったことがない両親は、ワタシの今の状態が理解できないかもしれない。
自分に甘くて逃げ出したいだけの根性無しに見えるかもしれない。
きっと優しいから口には出さないだろうけど…。
モヤモヤしていると、先生からうつの治療に関する4つのカードをもらいました。
「両親にはこのカードを見せながら話しましょう。大丈夫。ちゃんと理解してもらえますよ。」とのことです。
そのカードは、うつが治るまでのステップを詳しく記されたものでした。
写真は、表紙みたいな感じで、開くと詳しくどんなことが大切なのか書いてあります。
とっても分かりやすかったし、正直自分でもこんなに先が長いのか…と改めて分かりました。(ワタシはまだ1番はじめの段階)
これなら、両親にもワタシの状態が理解してもらえそうです。
そして、自分でもよく分からずにいた、今のワタシの状態を詳しく教えてもらいました。
昨年度、ワタシは心の病気(うつ状態だったらしい)になってからずっと重たい石を背負って生活してきた状態だったんだそうです。
そして、今年度。気分一新のはずが、重たい石を背負ったままのスタートだったようです。今年度は今年度で、次々と大変なことが起こったんですが、その度に背負う石が増えてきたということでした。
これまでは、大変な出来事があってもきちんと解決していったり、楽しいことをしたりして石を取り除いてこれました。でも、最近はその取り除きが中々思うようにできなくなったんだそうです。
そして、最終的に引き金が引かれてしまいました。
実は…ワタシ、仕事中に血が逆流するほどの怒りを覚えたことがありました。
いつもなら冷静に対処できるのに、この時は初めて、本気で怒りが込み上げてきたんです。
私生活では喜怒哀楽の激しいワタシですが、職場では非常に冷静に仕事をしています。喜怒哀楽はあるんだけど作ってるっていうか。
だから、職場でこれほどの本気の怒りを感じてしまった自分が、自分でない感じでした。
この出来事が引き金になったんでしょうね。
その時は、どうにか気持ちを落ち着かせて対処しましたが、なんだかその後は、今まで頑張ってきた緊張の糸が切れたというか、とどめを食らったというか、無の境地のような感覚になりました。
これを、自分が背負っている石に例えると、とどめにもう1つドーンと増えたことで、もう重すぎてしゃがみこんだ状態になってしまったんだと説明されました。
今は、休養と薬でその石を取り除きやすいようにしているんだと。
なるほど。この心療内科の先生は、とっても話が分かりやすいです。頭がスッキリしました。
カードと先生から教えてもらった説明を使って両親にも話してみようかと思いました。
今回、心療内科に行ってみて、焦らなくていいことが分かったし、自己分析はよさそうなことも分かったし、両親への説明の仕方もハッキリしてきました。
時間をかけて仕事を続けるか辞めるかを判断してみようと思います。
そして何より、しっかりと病気を治すことを大切にしようと思いました。
その7に続きます!!