東京會舘とわたし(上)
地元に帰ると、新しい施設ができていました。
図書館があるということで、久しぶりに本でも読もうかなーと行ってみました。
別に本好きでもなく、最近全く読んでなかったので、集中できるかどうかも分からなかったんですが…。
読み始めると、かなり集中できました(^^)b
一気に1冊読んでしまった!!
今回読んでみたのは、『東京會舘とわたし(上)』です。
せっかくなので、感想を書いておこうと思います。
なんとなく手にとってみた本でしたが、すごく世界に浸れました。
東京に実在する建物、東京會舘をめぐるお話です。
この東京會舘は、1922年に建てられたものです。世界に誇れる施設ながら、民衆のための社交場を目指して開館されたそうです。
今は、改修工事中らしいですが、2019年に新しくグランドオープンするみたいです。
結婚式場をはじめ、レストランやバーの入った施設です。
↓詳しくはコチラ↓
この上巻は、開館された直後から、戦前戦後という激動の時代を描いたものです。
その当時の東京會舘をめぐる、5つの物語が綴ってあります。この5つの物語に出てくる登場人物にも少しずつ繋がりがあり、読んでいて、人と人との繋がりを感じることができました。
また、この時代の背景を垣間見ることができ、この東京會舘がもつ歴史の深さを感じることもできました。
上巻は「旧館」というタイトルがつけてあるのでその時代の出来事を、下巻は新しくなった東京會舘での出来事が綴ってあるのだと思います。
東京會舘を調べてみると、物語に出てきたレストランやお土産の名前があります。
だから、描かれている物語が本当に存在したんじゃないかって気持ちになるのがいいなーと思いました。
(本当の話もあるのかもしれませんが)
次はぜひ下巻も読んでみたいです。
【感想・ネタバレ】東京會舘とわたし(上)旧館のレビュー - 電子書籍ストア BookLive!