★なあこのはぴぶろ★

悩めるなあこの人生力向上日記

歴代甲子園☆思い出深い試合

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最近高校野球の番組が多いし、甲子園を見ていても、試合と試合の間に懐かしい映像が流れるし、歴代の甲子園を思い出す機会がたくさんあります☆

 

先日は、番組を見ながらスゴイと思う選手のランキング予想をしていました。

↓こちらの記事↓

 

番組を見てるときに、他にもワタシの中で、様々なランキングがあるなーって思いました。

せっかくなんで、語りたいと思います☆

今回は思い出深い試合ランキング!!

 

 

 

 

第1位は佐賀北vs広陵

本当に自分で日本人的だなーと思うけど、好きなんです。こういうの(*´∇`*)

下剋上というかメイクドラマというかね。

 

無名の公立高校佐賀北

最近は、甲子園行くためにめちゃくちゃ力を入れてる子とか学校が多いですよね。

 

・地元の高校をあきらめて、別の県の高校へ進学する

・高校がお金をかけて有名な監督を呼び寄せる

・その監督が力のある子ども達を呼び寄せる

・勉強よりも野球って生活を送る

・施設が高校とは思えないほど充実している

 

すごい力の入れようだなーと思う話をよく聞きます。

 

別にそれもそれで有りとは思うんだけど、どっかで思っちゃうんですよね。

 

 

 

 

甲子園って、本来は教育の一環である部活の大会であって、純粋に県の代表が戦う舞台じゃなかったっけ!?

 

地元の高校に行って勉強し、それが終わってせいぜい2~3時間の部活。

本当だったら、みんながそんな平等な高校生活を送る中、日本一を決めるものじゃないんかねぇ!?

 

 

 

って(^_^;)

 

そのワタシの思いを、満たしてくれたようなこの佐賀北高校!!

野球部のために特にお金をかけてる訳ではなく、普通の高校で部活をがんばってきた子たち。

そんな高校が甲子園に行くって、もう最近では当たり前でなくなってきたので、とても好感が持てました。

 

後に、この佐賀北の監督さんのインタビュー記事を新聞で読んで、そうだよなーって納得したのが、「監督」っていう肩書きだけではなく「顧問」っていう肩書きがあったこと。

普段は現国を教えている教師でした。

部活の顧問として、そして監督として甲子園に行ったというのが、本来当たり前のことです。

でも、そうでなくなってきた昨今なので、なんだか新鮮で覚えていました。

 

 

そんな公立高校の佐賀北が快進撃を続ける姿は、すごく惹きつけられました。

 

 

 

甲子園の中で成長していく選手たち

この無名の公立高校が決勝まで勝ち進んでいくなんて、誰が予想できたでしょうかね。

 

ワタシは、九州あるあるで『九州沖縄の学校全てを地元と思って応援する』ことをしてました。

でも、そんなワタシも「次は負けるだろうな…」と思いつつの応援でした。

 

あれよあれよと決勝まで行って、本当に奇跡的というか、あの当時言われていたまさに『がばい旋風』だったなーと思います。

 

だんだんと選手が波に乗ってくる感じとか、チームワークが固くなる感じとか、決勝目前にしても楽しみながら練習してるところとか、高校生ならではの成長のしかたを見せてもらった気がします。

 

ワタシがすごく覚えているのが、絶対に負けるだろうと思ってた帝京戦に勝ったあとの練習風景。

 

その試合のとき、帝京がめっちゃカッコいいプレーをしたんですよね。

 

佐賀北vs帝京のダイジェスト↓

1:05辺りからの連携プレーです。

 

佐賀北のナインは、帝京を下した後の練習日にそのカッコいい連携プレーを真似しようとしていました(*´∇`*)

監督に「お前ら田舎モンには似合わんばい(笑)」って言われながら。

 

その風景は、すごく可愛かったなー☆

そして、この楽しんでいる感じが、まだまだ伸びていく成長中のチームに思えたんですよねー。

 

 

ドラマみたいな逆転劇

結果を知っていても、この場面は感動します☆

 

佐賀北vs広陵の名場面↓

 

まさかの逆転満塁ホームラン!!

当時職場で見てたんですが、マジで鳥肌でしたもん。

みんな悲鳴に似た声で嬉しがったものです。

 

 

 

 

 

疑惑のボール判定はありますが、何の競技でもまぁまぁありますよね。

ワタシも例の瞬間は「ん??今のボール??」って思っちゃいました(^_^;)

 

余談ですが、ワタシはバレーボールやってたんで、審判のジャッジに「えっ??」と思う場面には何度も遭遇したことがあります(>_<)

でも、審判がアウトって言ったらアウト、審判がインって言ったらインなんですよね。

中学生ながらに悟ったことを思い出しました。

 

まぁ、だから誤審とか佐賀北寄りの判定とかいろいろ言われてるけど、審判が全てってことで(`◇´)ゞ

 

 

それにしても、後にプロで活躍するバッテリーから、こんなドラマみたいな逆転満塁ホームラン放つって甲子園は何が起こるか分からないものだなーって思います!!

 

 

無名の公立高校が有名な高校を次々に下していくっていうドラマみたいな大会。

決勝での逆転満塁ホームラン。

しかも、同じ九州の高校。

その後プロになった子はいない。

ひと夏限りの、青春をかけた日々みたいなこの高校の試合は、本当に今でも大好きだなぁって思います♪

 

 

 

 

 

第2位は智辯和歌山vs帝京

この試合も伝説となってますよね。

両校合わせると、29安打25得点を記録する乱打戦となった壮絶な試合です!!

 

9回からの息飲む戦い

見ていて「あー智辯が勝ったかなー」って試合でしたが、9回からまさかの展開でした。

 

それまでの点数は

智辯和歌山8―4帝京

 

逆転できない点差ではないものの、9回帝京の攻撃はすぐにツーアウトとなります。

もう無理だろうと思ってたのですが、この9回ツーアウトから、最後のアウトが中々取れないんです!!

 

そして…まさかまさかの帝京逆転!!

波に乗った帝京はここから一気に点数を入れ、この回入れた点数はなんと8点!!

 

うーわ

智辯和歌山8―12帝京

これは智辯終わったかもなー(>_<)

 

 

すると、智辯も負けないんです!!

ここから、なんと試合をひっくり返して逆転勝ちします!!

 

↓めっちゃ手に汗握る試合↓

 

確かに野球って、9回が終わるまで分からないものですけど、こんな試合展開…!!

本当に息飲む戦いでした。

 

 

投手がいない!!

9回からの乱打戦になったのは、お互いに投手を使いきったところがあったのかもですね。

 

どっちのチームも、地方大会ですら投げたことのない投手が出てきて、「えーー!!大丈夫なんかなー!!」って思った覚えがあります。

 

どちらとも、勝つことを考えて交代があり、すでに投手を使いきっているってことだったからなんですよね。

こう考えると、采配ってこんなに難しいものなのか(>_<)って思えます。

 

 

 

甲子園は魔物が棲んでいる

よく、甲子園には魔物が棲んでいるとか言いますよね。

 

魔物というか…これまで見てきた試合で

・何故か8月6日に広島の試合が入っている

・何故か8月9日に長崎の試合が入っている(今年もそうですよね)

・この場面でこの選手!?運命なの!?みたいな場面が見られる

(今、パッと思いついたのが苫小牧vs早稲田の試合。最後の打席が、何故かマー君みたいな)

 

こんなのよく見かけるから、何かはいるよなーとは思ってました。

 

 

この試合の思いがけない展開を見ると特に、その何かがどこかにいる…!!て思っちゃいます。

ネットとかでも話題になってましたよねー。

特にニコニコ動画では、反響スゴかったです。

 

 

そんな中、ワタシはこの試合に登場する智辯の魔曲伝説が好きで。

 

↓何故かこの曲がかかると打つという伝説↓

 

 

さっきの帝京戦動画の中、智辯和歌山が攻撃しているときに、この曲がかかってるの分かります??

 

この曲がかかったら、魔物がログインするんだそうで、ワタシは後から弟に知らされて、「ホントやーーん!!」と、興奮したものです!!

 

 

9回からの乱打戦。

魔物がログイン??

どっちが勝つか最後までわからない。

この試合は、目が離せない痺れる試合でした☆

 

 

 

 

 

 

第3位は熊本工vs松山商

これは、伝説すぎてどの番組でもこの試合映像って流れますよね。

熊本県人のワタシとしては、毎回心が痛くなる映像でもあるんですが、やっぱりすごく心に残る試合でもあります。

 

言わずと知れた奇跡のバックホーム

熊本は、夏の大会で優勝したことがありません。

なので、このときはワタシもそうでしたが、周りの大人たちもみーんな初優勝になるのでは!!と試合を見守っていました。

 

そして、その夢が現実に近づいてきた瞬間があったんです。

 

それまで、熊本工は負けていました。

松山商3―2熊本工

 

その差はわずか1点です。

 

9回裏に入り、その当時は1年生だった澤村くんがソロホームラン!!

松山商3―3熊本工

 

同点です!!もしかして優勝できる…!?

 

 

ところが攻撃が続かず、そのまま延長戦へ。

 

10回表は松山商に点を許さず、ついに運命の10回裏へ!!

 

 

なんと熊本工は、ワンナウトながら満塁までなり、本当に優勝まであと少しになりました。

そこでライト方向への大きな当たり!!

 

きっと、そのとき熊本県民全員がガッツポーズを用意したことでしょう。

結局犠牲フライとなったんですが、三塁にはランナーがいる!!

これは、いけるー(*≧∀≦*)

 

↓そして奇跡のバックホーム

このバックホームはすごい!!

 

けど、この「アウトーーーッ!!」が聞こえたときの絶望といったら…( ´△`)

子どもながらに頭を抱えてしまったのを覚えてます。

 

 

試合の結果

奇跡のバックホームの後、その張本人、矢野選手から攻撃が始まり、完全に波に乗った松山商は11回表に3点を入れます。

 

熊本工は、その裏に点数を入れることができず、負けてしまいます(T_T)

初優勝の夢やぶれたり…とワタシも悔しい思いをしたことを覚えていますが、選手が一番悔しかったでしょうね(>_<)

 

でも、あそこまで勝ち進んでいって夢を見させてくれた熊本工業高校は大好きな高校の1つになりました!!

熊本の誇りです☆★

 

 

実は、後日談が!!

あれから20年…「奇跡のバックホーム」再現は生還 両軍集結― スポニチ Sponichi Annex 野球

こういうの見ると、やっぱり甲子園っていいなぁと思います。

 

 

応援に気合いの入る地元熊本の代表校。

あと1歩で初優勝。

相手チームの信じられないファインプレー。

熊工のメンバーをはじめ、熊本のみんなの悔しそうな顔…。

 

忘れることのできない試合です。

 

 

 

 

他にももちろんすごく心に残る試合はあります。

松坂世代なワタシが大興奮。横浜vsPLの試合

松井秀喜伝説とも言える5打席連続敬遠。星稜vs明徳義塾の試合

・まさかのサヨナラボーク。宇部商vs豊田大谷

・現地で見た逆転劇。嘉手納vs前橋育英

・初のタイブレークとなった昨日の佐久長聖vs旭川大高

 

あー、言い出したらキリがない( ´△`)

 

 

ですが、ワタシの中では今回紹介した3つがベストかなー(*´∇`*)

3つとも、思わぬ展開が待ち受けていた壮絶な試合でした!!

 

 

本当に高校野球って惹き付けられるー!!

これからもスゴイ試合は多いと思うので、見逃さないようにしたいものです☆