コーチングの話
仕事を続けるか辞めるか問題は解決しましたが、まだまだ病気は治らないし、復帰するにあたり何から頑張っていくかも分からない状態が続いています。
病気なので、薬を飲み、診察を受けていくことでじっくり治していくしかないと思っています。でも、何もしないで時間だけが過ぎていくのは性に合わない気がします。
何かやれることがないか、何から始めたら無理がないか、復帰に向けて少しでも気持ちを立て直したいところでした。
今回は、こんなワタシにすごく効果があったコーチングの話を書いていこうと思います。
実は、仕事を続けるか辞めるか問題で悩んでいた時から、ブログで知り合った方のコーチングを受けています。
コーチングとは、相手のやる気・能力・自主性・可能性を引き出して、自己発見を促すことにより、夢や目標に向かって行動できるようにサポートすることだそうです。教えるっていうよりも、並走しながらよい方法を一緒に考えていくようなものなんだそうです。
週に1度のテレビ電話で、いろんな話を聞いてもらったり、ミニワークを一緒にやって分析していったりしています。
このコーチングを受けることで、とってもワタシは気持ちが軽くなりました。特にワタシが実感できたことを挙げておきます。
気持ちが出せるようになった
ワタシは、おしゃべりも大好きでいろんな人と楽しむことができます。いろんな人の話に合わせることもまぁまぁ得意だと思ってます。
だけど、自分の本心を出すのは苦手でした。
↓コーチングの結果分かったこと↓
ワタシは楽しい話題や明るい話題など、みんなに受け入れられるであろう本心は話せます。
でも、暗い話題になりそうな本心は、冗談ぽく言うことはできても、本気で話すことができていませんでした。
「疲れた」と言うときも、本当に疲れたという態度を見せず、笑いながら大きな声で大袈裟に言って場を和ませる言い方でよく言っていました。悩みを相談するとかも、腹を割って話したことは家族以外になかったと思います。
特に、人に涙を見られるのがすごく苦手で、泣くなら絶対に人に見られない場所(家とか)まで我慢するのが当たり前でした。
幼い頃からそうやって生きてきたので、それが当たり前だと思ってましたが、みんなに否定されそうな本音は、ふたを閉じてしまうクセがありました。
↑ということが自覚できました↑
でも、いつもなら絶対に人に言わないような自分の心の内を、コーチングでなら、ふたを閉めないで話せるようになりました。
コーチングは、自分をさらけ出さないと意味がないし、それも自分だって認めてもらえます。自分の発言によって誰も嫌悪感を抱くことはありません。
さらけ出した後には、自分の中に眠っている「本当はどうしたいか」っていう気持ちも引き出され、対策方法に進むことができました。
こういった良さがあったから、自分の気持ちが全て話せるようになったんだろうと思います。
前に進む勇気がもらえた
コーチングでは、いろんなミニワークも受けました。その中でワタシが自分らしく人生を送るための言葉を探していくものがありました。
『自分らしく生きるために
喜びを感じ
自己成長を実感する
そうすると、達成感を得ることができ
自分の姿がさらに輝くものとなる』
これは、ワタシが自分らしい人生を送るための大事な言葉です。
正直、コーチングを受けたワタシにしか意味が分からないものだと思います。
でも、ワタシはこの言葉を見返すと、しっかりと前を向くことができたし、自分の人生を確実に歩んでいこうという勇気も持てました。
こうでないといけない!!が変わった
とあるミニワークで、ワタシの重苦しい考えが劇的に軽くなった経験がありました。
ワタシは「こうしないといけない」が口癖で、自分のルールというか理想像みたいなものに縛られるところがありました。
それが、ミニワークを受けることで「でも、こうでもいいじゃない」という風に考えを転換することができるようになりました。
その時の気持ちの晴れやかさ!!
心の病気になってから、いつもいつも葛藤していたワタシにとっては、苦しかった心を一番楽にさせてくれたものでした。
うつって本当に治療が苦しい。
毎日薬を飲むことも。
毎日のように治療を受けたいのに週に1回しか病院に行けないことも。
変化が中々感じられないことも。
そうやって時間をかけて自分の心を癒していくんだろうけど、時間がかかればかかるほど焦ってしまう自分がいます。
そんな中にコーチングを受けることで、ワタシは少しずつ苦しさがなくなり、少しずつ気持ちが軽くなり、少しずつ気分が落ち込む日がなくなってきました。
病院での治療を続けながらコーチングを受けるというのが、ワタシにとっても合っている気がします。(もちろん、病院の先生にはコーチングのことを話してます)
これからも、病院とコーチングのダブル使いで、前に進めていけたらと思ってます。